インプレクサス・アート・ギャラリーは、岩手・東北と世界をアートで繋ぐをコンセプトにしたギャラリーで、今国内でも大変人気の高い、写実絵画を中心とした展覧会「写実絵画のさきがけ〜光と静けさに関する考察Ⅳ〜」 を開催いたします。

現在、写実絵画がブームとなり様々な展覧会が各地で開催され多くの注目を集めています。見たままを忠実に描き、写真のように細密に描かれた作品という印象が強い写実絵画ですが、8人の作家それぞれが今ある現実をどのように捉え、見ているのか。表現にあった素材やモチーフとの対話の中からつくられた作品には、写真とは全く違う表現があり、そこには現実以上に見るものに訴えかける何かが込められています。
写実絵画とはいえ、様々な表現方法にたどり着いた8人のアーティストが、現代に生きる今をどのように切り取り、作品として打ち出すのか。8色に輝く個性豊かな作品群をどうぞご堪能いただけましたら幸いです。

 

名和智明

1976山形県東根生まれ

1998東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業

2000東京藝術大学大学院美術研究科修士課程 修了

2006東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了 博士号取得

 

亀山裕昭

1979  宮城県石巻市生まれ

2002  岩手大学教育学部特設美術科卒業

2004  広島市立大学大学院芸術学研究科絵画専攻(油絵)修了

松永　瑠利子

1990  熊本県生れ　熊本県在住

2013  広島市立大学芸術学部油画専攻卒業

行晃司

1991年 大阪生まれ

2016年 広島市立大学大学院芸術学部造形芸術専攻修了

 

柿沼宏樹

1985 東京都生れ　東京都在住

2011 武蔵野美術大学修士課程油絵コース修了

 

大河原愛

1979  東京都生れ　東京都在住

2004  武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース卒業

 

伊藤尚尋

１９７９　和歌山県生まれ

２０００　大阪芸術大学芸術学部美術学科洋画コース卒業

 

佛淵静子

1974　東京都生まれ

1998　多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業

2000　多摩美術大学大学院修士課程美術研究科日本画修了