インプレクサス・アート・ギャラリー

宇津宮功展 

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宇津宮功展 

ISAO UTSUMIYA EXPOSITION
展示期間 2023年9月23日(土)~10月14日(土)
Open;11:30~18:30 月・火曜日は休廊 (10月9日は開廊)
オープニング: ギャラリートーク9月23日(土)午後3時より
作家在廊日 9月24日,26日,28日,30日,10月3日,5日の各日午後

「折りたたまれた人間達147、1976」

「DNL136 2022」

「DNL135 2021」

この度 インプレクサス・アートギャラリーでは、「宇津宮功展-ISAO UTSUMIYA EXPOSITION」を開催いたします。大学卒業と同時に渡仏して55年。異文化の中での思索・格闘の中から生れた作品は、肉体と精神からなる「人間」が意識と無意識の狭間で解体と統合を繰り返す、多層異次元的な異形の様相を呈しています。今展では、独自技法としてスプレーを用いた初期の作品から、近年のDanse de Non-Lieu=舞態=<非・場の舞>まで、その変遷の軌跡を展示いたします。ふる里盛岡での久しぶりとなる展覧会をご高覧頂ければ幸いです。

~作者のことば~

画筆重く水を含んで滴り落ちる真夏の雨, 自制しろと影の声。象形現れ冷気一面に広がり紙質の深みへと引き込まれる。かぶってしまった寝具の息苦しさは、思いつきへのしっぺ返しか、塗りつぶせば、前進するとばかり取り返しのつかない暴挙を犯す。暗闇を駆け上がり滑り落ちるスピ-ドは理性を消し去り、狂気はこうして自然を型に嵌める。

~作家プロフィール~

1945年 盛岡市生れ、フランス在住

1967年 武蔵野美術大学造形学部卒、同年渡仏

1971年 グランプリ・ド・パ-ク、ビエンナ-レでヨーロッパ賞銀賞、

1973年 ヨ-ロッパの日本人作家展(京都、東京近代美術館)

1979年 クロ-ド ・ジョンゲン画廊(ベルギ-)

1981年 フォンダション・ヴィトリ-大賞、

1982年 ヴィトリ文化センタ-個展

1985年 オ-デルマット画廊(パリ)

1982年 ヴィトリ文化センタ-個展

2001年 ポンピド-センタ-「狂気立方体3x3」(パリ)

2007年 石神の丘美術館、2010年岩手県立美術館、2021年萬鉄五郎記念美術館(岩手県)、日本画廊(東京)

パブリックコレクション モン美術館(モン市ベルギ-)、パリ図書館所(パリ)、ビトリ-市、浜松近代美術館、バージュ文化センタ-(オード地方)、石神の丘美術館、岩手県立美術館、萬鉄五郎記念美術館蔵他

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