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Exhibitions
岩渕毅弘展 持続する旋回
展示期間 2024年3月23日(土)-4月13日(土)
Open:11:30-18:30 月・火は休廊
作家在廊日は、作家・画廊のSNSをご確認ください。
この度インプレクサス・アートギャラリーでは、「岩渕毅弘展 持続する旋回」を開催いたします。
岩渕は「制作は自然との協働」だと語ります。現代を生きる私たちの命題として、自然と人間の関係について
再考することが、岩渕にとっての絵画制作でもあります。
油絵具や木炭(の粉末)が画面上を流れ、滲むことで生まれる溶けたような自然形態や人物のイメージは、岩
渕の世界認識の形に重なります。
今展では近年の木炭の作品を中心に、油彩の新作を加えて展示します。ご高覧いただければ幸いです。
[作者のコメント]
変化していく存在にいとおしさを感じ、それを示唆する形態に興味を引かれます。
水の力で画面上を動いていく木炭の粉末や、油で滲んでいく絵具を観察していると、ミクロとマクロを往還す
るようにイメージが拡張され、流れそのものとしての人間、そして人と自然の連続性について、思いが巡りま
す。溶けて境界が曖昧になった人や自然の形象は、特定の文脈や時間から解放され、誰かの記憶や感覚の領域
に再配置されるのです。
アーティストプロフィール
1975 岩手県生まれ、在住
2009 岩手大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修修了
近年の主な個展
2024「揺らぎの輪郭」アートスペース羅針盤(東京)
2022「Underflow」諄子美術館(岩手)
2021「in flux/あなた自身に似ている」旧石井県令邸(岩手)
2020「Translucent Air」implexus art gallery(岩手)
主なグループ展等
2023「Dalston group exhibition -part5-」Gallery Dalston(東京)
2023「ANONYMAT vol.4 under/over MASK」Gallery OUT of PLACE(奈良)
2022「羅針盤セレクション 5人展」アートスペース羅針盤(東京)
アートフェア
2023,2024「アートフェア東京」東京国際フォーラム(Gallery OUT of PLACEより)