インプレクサス・アート・ギャラリー

阿部夏希展 

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Exhibitions

阿部夏希展 

くらしのかけらたち
展示期間 2023年3月18日(土)~4月8日(土)
Open;11:30~18:30 月・火曜日は休廊
オープニング: ギャラリートーク 3月18日(土)午後4時より
作家在廊日 3月19日(日)、25日(土)、4月8日(土)

傘の風景

冬のふわふわ

夏になる前

この度 インプレクサス・アートギャラリーでは、「阿部夏希展 くらしのかけらたち」を開催いたします。

阿部夏希は、銅版画の技法のひとつであるメゾチントで制作を続けてきました。そのモノトーンの豊かな明暗濃淡に富んだ柔らかな表現は、静謐で独特な雰囲気を醸し出しています。盛岡では、5年振りとなる個展をご高覧頂ければ幸いです。

~作者のことば~

何気なく見ていたものや風景に愛着を感じる瞬間があります。
それ自体はとても小さな出来事なのですが、一緒に過ごした時間を思い出すように版画を作っています。
私はほとんどの版画を道具を使って銅版に直接的に図像を刻みつける方法で作っています。
銅版の表面に刻みつけられた傷にインクを詰め、余分なインクを拭き取り、版画プレス機で紙に刷ります。
移ろいゆく日々の中で、絵を刻みつける行為と、忘れたくないものを思い出して記憶に留めておこうとする行為のあいだに繋がりを感じているのかもしれません。

作家プロフィール(ABE Natsuki)

銅版画を中心にペン画、本の作品などを制作し、個展やグループ展にて発表している。
1984年 宮城県石巻市出身、盛岡在住
2007年 岩手大学教育学部卒
2013年 「ささやき」(六分儀/岩手)
2014年 「Abe Natsuki Exhibition」(旧石井県令邸/岩手)

2016年〜 未来への視座(ギャラリーTEN/東京)

2017年  利根山光人記念大賞展 準大賞
2018年 「てらす」(盛久ギャラリー/岩手)

2018年〜 版画みやぎ (せんだいメディアテーク/宮城)
2021年 「いつかのどこか」(ウイリアム・モリス 珈琲&ギャラリー/東京)

「日々のすきまから」(利根山光人記念美術館/岩手)
2022年 令和3年度岩手県美術選奨

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